Gerberデータの出力

基板メーカによって微妙に設定が違うかもしれませんので、発注先の説明書を確認してください。この設定で、P社に発注したところ、問題なく製造できました。

  1. 設計したデータを、プリント基板エディタ(Pcbnew)で開く
  2. メニューで、「配置」-「ドリルと配置のオフセット」を選択
  3. 外形線の左上角をクリック(原点を決めるだけなので、他の場所でもよい)

    Dril data origin

  4. メニューより、「ファイル」-「基板セットアップ」を選
  5. 基板セットアップのフォームで、左欄リストの「半田マスク/ペースト」をクリック
  6. 下記のようにハンダマスクのクリアランス(パッドとレジストの距離)を設定

    Clearance

  7. メニューより、「ファイル」-「プロット」を選択
  8. 製造ファイル出力フォームが表示されるので、下記のように設定する(出力ディレクトリは任意)

    Gerber file setting

  9. 「製造ファイル出力」ボタンをクリック(各レイヤーに対応するGerberデータが出力される)
  10. 「ドリルファイルを生成...」ボタンをクリック
  11. ドリルファイルの生成のフォームが表示されるので、下記のように設定する(出力ディレクトリは任意)

    Drill file setting

  12. 「ドリルファイルを生成」ボタン、「マップファイルを生成」ボタン、「レポートファイルを生成」ボタンをクリック
  13. 「閉じる」ボタンでドリルファイル出力と製造ファイル出力を終了
指示書

下記のような、製造指示書をテキストエディタで作成。vdecの部分は、Gerberファイルのファイル名に応じて変更する。

製造指示書.txt
vdec-F.Cu.gtl		(部品面パターン)
vdec-B.Cu.gbl		(半田面パターン)
vdec-F.Mask.gts		(部品面レジスト)
vdec-B.Mask.gbs		(半田面レジスト)
vdec-F.SilkS.gto	(部品面シルク)
vdec-Edge.Cuts.gm1	(基板外形)

vdec.drl		(スルーホール用ドリルデータ)
vdec-drl_map.gbr	(スルーホール用ドリルマップ)
vdec-drl.rpt		(ドリルリスト)


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