2. 計測器ドライバの入手

計測器を制御するため、各機種専用の計測器ドライバを入手する必要があります。計測器ドライバがない場合は、直接計測器に命令を送って操作を行う方法もありますが、命令体系は各計測器の機種特有のものなので取説を丹念に読む必要があります。計測器ドライバがあれば、簡単にGUIプログラムの作成ができます。研究室の計測用PCにインストール済みの主なドライバのリストは、ページの下のほうにあります。

  1. NI社のデータベースから検索する場合
    LabViewのメニューより、ツール>計測>計測器ドライバを検索...を選ぶと、ドライバ検索画面が表示されます(図2.1)。左側にすでにインストールされているドライバのツリーが表示されます。右側の製造元欄からメーカを選び、追加キーワードに計測器の型番を入力して、検索ボタンをクリックします。ドライバが見つからない場合は、NIが認定したドライバのみのチェックマークを外して検索します。それでも見つからない場合は、メーカのWEBページを探します。

    Driver Search Form

    ドライバが見つかったら、LabViewのバージョンに近いものを選んで、インストールボタンをクリックします。

  2. 計測器メーカからダウンロードする場合
    インストーラが付いていない場合は、C:\Program Files\National Instruments\LabVIEW ****\instr.lib の下にディレクトリごとコピーしておくと、LabViewの起動時に自動的に読み込まれます。**** は、LabViewのバージョンです。パスの中にある Program Filesフォルダは、使用している LabView が32bit版の場合は、Program Files(x86) に変える必要があります。

  3. 計測器ドライバがない場合
    GPIBコマンド(計測器に固有な制御ASCII文字列)を送信して計測器を制御できます。関数パレット(3. LabViewの操作概要参照)で、計測器IO > GPIB に各種GPIB制御ブロックが用意されています。GPIBコマンドは、計測器のマニュアルで詳細を調べる必要があり、やや面倒です。
    計測器メーカによっては、LabView専用ドライバではなく、より汎用性の高いIVI(Interchangeable Virtual Instrument) が提供されています。IVIを LabView から利用する方法は、Tips のほうに紹介します。

    実験室のPCにインストール済みのドライバ
    ドライバ名対応計測器分類
    Agilent 33XXXHP 33120Aファンクションジェネレータ
    Agilent 34401HP 34401Aマルチメータ
    Agilent 34420HP 34420Aナノボルトメータ
    Agilent 428XHP 4284ALCRメータ
    Agilent 5313XAgilent 53132A周波数カウンタ
    rsrfSigGenRohde&Schwaltz SMBV100A高周波信号発生器
    rszvlRohde&Schwaltz ZVL-13ネットワークアナライザ
    Tektronix tkrsa3000Tektronix RSA3408Bリアルタイムスペアナ
    Tektronix DMM40X0Tektronix DMM4040マルチメータ
    Tektronix TDS_200_1000_2000 SeriesTektronix TDS2024/2024Bオシロスコープ
    Tektronix DPO_MSO_2000_4000 SeriesTektronix MDO4034-3ミクストドメインオシロ
    ADCMT 8252ADCMT 8252エレクトロメータ
    ADCMT 6144_71228ADCMT 6146(6144互換モード動作)直流電源
    yk7563YOKOGAWA 7563温度計+マルチメータ
    yk7651YOKOGAWA 7651直流電源
    yk7552YOKOGAWA 7552マルチメータ
    LVPW3335HIOKI PW3335-01電力計
    LVIM758XHIOKI IM7580Aインピーダンスアナライザ
    WFIciComDriverNF WF1968高周波任意波形発生器(IVIドライバ)
    kikdsKikusui KDS6-0.2TR3ch直流電源(IVIドライバ)


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