4 動作確認 |
---|
4.1 エミュレータの起動と終了 |
4.2 T2000実機の起動と終了 |
実機は、通常は電源が入っていませんので、予約した時間でないと接続テストはできません。
4.3 動作確認用データ |
VDECのLSIテスタトレーニングで使用されるOTPL記述(トレーニング資料の説明と少しだけ違っています)とコンパイル用スクリプト(OTPLコンパイラとVC++コンパイラの実行用)の例を置いておきます。DCコンタクトテスト+ファンクションテストになっています。初期状態では、エミュレータ用のフローになっていますので、実機の場合は、counter.tplの中を見て、コメントアウトの行を変更してください。
時間のある人は、LSIテスタトレーニング資料を見ながら、自分で記述してデバッグしたほうが身につくでしょう。実デバイスがVDECにありますので、VDECに依頼して実機上で実際にテストすることもできます(2時間で十分?)。
サンプルデータの内容
ディレクトリ | ファイル | 説明 |
---|---|---|
counter_sample/ | OAI_ENV.env | 環境ファイル(ソフトウエア環境など:変更しない) |
compile.cmd | テストプログラムのコンパイルスクリプト | |
counter_sample/TestPlans/ | counter.pin | DUTのピン名、ピングループ名、ピン属性の定義 |
counter.soc | DUTのピン名とテスタチャネル(テスタのピン番号)の対応付け | |
offline.cfg | 環境ファイル(ハードウエア構成など:変更しない) | |
counter_sample/OTPLSrc/ | counter.lvl | 電源電圧、信号電圧、測定モードなどの設定 |
counter.tim | クロック周期、入力波形(波形を自由に作れる)、出力サンプリングタイミングの定義 | |
counter.tmap | ピンまたはピングループと波形の対応付け | |
counter.tcg | (電圧設定, 波形設定)をまとめて測定条件名を定義 | |
counter.tpl | テストフローのメインルーチン(テストプラン)の記述 | |
counter.usrv | ユーザ変数の宣と初期値設定 | |
counter.spec | ユーザ変数とパラメータ(.tcgファイルで使用可能)の対応付け | |
counter_sample/Patterns/ | counter.pat | テストパターンの記述 |
counter.pxr | パターンジェネレータなどを使用するピンを指定する(必要なければ .tmapファイルだけ指定) | |
counter.bat | テストパターンのコンパイルスクリプト | |
counter_sample/Plists/ | counter.plist | テストパターンの実行順序を指定(テストパターンが1個でも必要) |