#author("2025-01-25T18:23:53+09:00","kitagawa","kitagawa") #author("2025-01-25T18:26:38+09:00","kitagawa","kitagawa") Visitor No. &counter(total);~ [[設計/試作Tips]] ***機能 [#c7f29cdf] 回路図の他、フローチャート、ネットワークダイアグラムなどがかっこよく描けます。保存データ形式はXML。PNGやSVGに出力できます。Webアプリ版(インストール不要)とデスクトップ版があります。LaTeXやAsciiMathの形式で文字や数式を書き込むことができます。 ***初期設定 [#uf2e1285] -ブラウザで、https://www.draw.io にアクセス -- デスクトップ版をインストールして使用する場合は、[[こちらでダウンロード:https://github.com/jgraph/drawio-desktop/releases]] -作成した図の保存先(クラウド、ローカルドライブ(Device)など)を選択 -Create New Diagramをクリック(新規作成の場合) -作図の種類を選択(とりあえずは、Basic - Blank Diagram)して、Createをクリック -作図画面が表示される -回路図の場合は、以下の設定を行う(この設定はブラウザに保存される) --左側部品欄の下、More Shapes... をクリック --Other - Electrical にチェックして、Applyをクリック --電子部品のシンボルが部品欄に追加される -グリッドの設定 --メニュー:ファイル - ページ設定... --グリッドサイズ = 必要に応じて(デフォルトは10) -TeX数式の設定 --メニュー:拡張 - 数式組版にチェック ***回路設計用シンボルライブラリ (2025.1.25更新) [#p5ba4bb3] #ref(merl2.6.xml) -上のファイルをダウンロードして適当な場所に保存(クラウドストレージに置くと便利) -File - Open Library from - 保存した場所を指定 -merl2.5.xmlを選択して(チェックを入れて)開く -左側部品欄にmerl2.5.xmlのシンボルが表示される -merl2.6.xmlを選択して(チェックを入れて)開く -左側部品欄にmerl2.6.xmlのシンボルが表示される ***基本操作 [#jdb60290] -部品欄からシンボルをシート上にドラッグして配置 --よく使うシンボルは、左側のScratchpadに入れておくと便利 -シンボル以外の図形は、部品欄のGeneralに入っている -ツールバーのWaypointsで線のパス形状を選択 -シンボルの端子付近をドラッグして線を描く --右側のFormat Panelで、線の始端と終端の形状を選択 --上部ツールバーの+ボタンでテキストを選んで、文字を入力する --文字入力の際に、$$ TeX数式 $$または` TeX数式 `とすると数式表示ができる -接続点、入出力ピンのシンボルもmerlライブラリに用意したが、丁度よい位置に置きにくいので、通常は下記の方法を使う --線を選んで、右側パネルのスタイルタブ - 先端形状(線の太さの下)で黒丸または白丸を選ぶ --白丸には大小がある --黒円を「デフォルトとして設定」にしておくと回路図作成には便利 ***図の保存(XML) [#i3ac92bf] -File - Save as... --ファイルネームを入力して、保存先をクリック --保存先のパスはブラウザに依存 ***図のエクスポート(PNG. SVGなど) [#f844f57f] -File - Export as... --ファイルフォーマットを選択(Officeに貼り付ける場合はPNG) --Exportボタンをクリック --保存先のパスは、ブラウザに依存 ---ページ上の図が描かれている範囲が保存される。2つの図に分けたい場合は、下部のタブを右クリック、Duplicateで複製して不要部分を削除する ***ライブラリコンポーネントの作り方 [#w82d76d9] -ファイル - 新規ライブラリ -- ファイル名とパスを設定して、保存ボタンをクリック --(参考)シートに図形を描いてグループ化してもライブラリに登録できるが、後で編集する場合は下記のシェープにしておく。 - コンポーネントを新規作成する場合 -- 配置 - 挿入 - 図形 - 適用 -- 円と正方形がシートに表示されるので、これを選択 -- 右パネル - スタイルタブ - 編集ドロップダウンリスト - シェイプを編集する -- シェイプのコードを編集して適用ボタンをクリック -- 図形を右クリックして、頂点を編集を選択 -- 頂点(スナップ点)を追加または削除して適用ボタンをクリック -- 図形を左パネルのライブラリにドラッグ&ドロップして登録 -- ライブラリの鉛筆アイコンで、コンポーネント名を入力(ライブラリ名も変更できる)して保存 - 既存コンポーネントを編集する場合 -- 既存コンポーネントをライブラリからシートに呼び出す -- 編集するコンポーネントを選択し、フォーマットパネル(右ペイン)で、スタイルタブ - 編集メニュー - シェイプを編集する... -- 以降、新規作成の時と同じ手順で編集およびライブラリに登録 -- (参考)呼び出したコンポーネントのスナップ点がグリッドから外れている場合があるので、フォーマットパネル(右ペイン) - 配置タブ - グリッドに合わせるを実行しておく。